2017.11.24 ブログ
最中「もなか」の由来
突然ですが弊社で製造している「最中」の皮である「最中種」の「もなか」という言葉ですが、実は「月」がその由来であることをご存知ですか?
時は、平安時代に遡ります。。。
池の面に照る月なみを数うれば今宵ぞ秋のもなかなりける
As I see the moon reflected on the pond, I realize it is the middle of autumn tonight.(英訳)
これは、平安時代に詠まれた後撰和歌集のうち源順(みなもとのしたごう)による一句です。
宮中の催された月見の宴の際に、菓子として出された白くて丸いお餅が、池に映し出された満月に似ていたことからこのお餅が「もなかの月」と命名されたことが始まりです。
ちなみに最中は「たけなわ」の意味で、最中の月とは、陰暦十五夜の月を指し、満月のことを言います。
ん?お餅?今の「もなか」と全然違いますね・・・。
それはまた次回にお話します。
では。。。